“根拠”により環境を変えてゆく。
地域古参の信頼と、若い組織という
双方のメリットが新しい介護を生む。

組織をつくるのは、人。
その“人”には、それぞれの考え、思い、環境があります。

板橋区内で15年。
“アイムス蓮根”は、地域内で古参の老人ホームのひとつですが、社会全体で見た場合は、まだまだ若い事業体です。

たとえば、マニュアルや就業規則。
現場の問題点やスタッフの意見をオープンに聞くことで、いまも改良が加えられ続けており、働く環境は常に改善中。

さまざまな経歴の持ち主が集まり、未来型の介護に向けて歩んでいます。

ほとんどの職業人に共通することですが
誰もが、10代の頃から、その仕事を目指していたわけではありません。

就業してから、社会や業務に深く接していく中で自らの資質や感情に気付き、進むべき道を見つける人が、たくさんいます。

“私はこの仕事に向いていたんだ”

“ぜひ、この仕事を究めたい”

日々の歩みの中で、内面を再構築し新しい自分を生み出すことで、人として大きく成長していきます。

介護付有料老人ホームの“アイムス蓮根”で14年施設の生え抜き介護士として働いている山﨑さんも、そうして自らを成長させてきた一人。

聞けば、若い頃は別の仕事に就きたかったそうです。

「需要がこれから伸び続け、人々から必要とされる介護の道を、父は高校時代から勧めてくれました。
しかし、私は資格試験に合格しなければならない仕事に就きたかった」

「そこで、がんばってもダメだったら介護の道に入ると約束し、その資格を取得するための専門学校に行かせてもらったのです。
しかし、結果は不合格。約束を守るために、介護の道に入りました」

いまは介護の道を究めようとがんばる山﨑さん。
笑顔で答えてくれましたが、人生の目標を変える決断をした当時の心境は複雑だったそうです。

「もちろん、父の示した道ということに抵抗がなかったわけではありません」

「でも、そこで腐っていたら、取り返しがつかないことになります。精一杯やってみようと決意を新たにしました。」

「介護の専門学校に行き、技能も座学もがんばりました。その甲斐あって、一定以上のスキルや知識は身に付けて卒業できたと思います。
でも、真の苦労は就業してから訪れました」

学校で学ぶことと、現場の違い。

介護職もまた、入職してから“本当のところ”が見えてくる仕事のひとつです。

“それぞれの入居者が歩んできた生活”
“施設ごとの個性”
“連動して動く職業それぞれの考え方”

相手と密接に関わる仕事だからこそ
人それぞれのライフスタイルがあることは、もちろん理解していました。

しかし、それらは学校では教えてくれないこと。

「話には聞いていましたが、学校と現場は、まったく違うものでした。」

「学んだことを素直に落としこめることなんて何もないぐらい。
何が正しいか分からなくなるほどでした。
お名前の呼び方ひとつにしても、何がベストか模索しましたから」

毎日の訪れる入居者との暮らしの中で山﨑さんは、とにかく“柔らかい感じが伝わるように”と
常に意識していたといいます。

「何が間違い、何が正解という手法は、介護に存在しないのかもしれません。」

「入居者様に嫌な思いをさせず信頼関係を築いて、暮らしが成り立っていれば、まずは大丈夫と気付いたことがターニングポイントでした」

その考え方に至るまでにも、多少、時間がかかったそうです。
理由は、アイムス蓮根がまだ開設されたばかりだったこと。

他の施設で介護経験がある先輩はもちろんいましたが、
“アイムス蓮根ならではの介護”は介護経験者すらも模索しながら探す段階。

そこに新卒の若手として入職した山﨑さんは一体、どのようにして経験値を増やしていったのでしょうか。

「テレビか何かで見た職人さんが話していましたが、まさに“見て盗む”を繰り返しました。」

「また、いろんなバックグラウンドを持つ職員の集合体だったので、過去の経験も含めた情報共有の場には積極的に参加しました」

大きく施設としての方針が固まっていったのは、老人ホームで働いた経験を持つ、とある先輩が入ってから。

「その方が、“私が若手の時と違って、いまは背中を見て育つ時代ではない”と、マニュアルやルールをきちんと整備し始めたのです。」

「全員が目指すべき品質のサービスを一致して理解したことで、アイムス蓮根の介護はひとつ上のステージに立てました」

3年前、山﨑さんは主任に昇格。

ご本人いわく“時間がかかってしまいました”とのことですが、未経験の新卒から経験を積んだことを考えると、着実にステップアップしているという印象です。
主任になった山﨑さんは、すぐに改革を行いました。

ずっと現場で感じていた労働時間の偏りをなくし、よりスタッフが働きやすい環境を整えたのです。

「今年の1月から夜勤を1時間減らしました。」

「仕事を省くのではなく、人数が多い時間帯に作業を移動するなど、それぞれの負担が変わらないように留意しています。」

「メリハリがついたおかげで、サービスの品質も向上しました」

入居者の幸せを増やすには、手厚いサービスが、サービスの品質を求めるとスタッフの労働環境改善が必要になります。

その循環に気付いていた山﨑さんだからこそできた改革でした。

とはいえ、就業ルールを変更することは、決して簡単ではありません。
従来の慣習を打破することの難しさは、誰もが知るところ。

「実は、思っていたよりも簡単でした。14年目の組織ですから、完成形にはまだまだたどり着いていません」

「きちんとした“根拠”を提示すれば、施設長や経営陣は耳を傾けてくれます」

「現状でも待遇や労働環境は良い部類だと認識していますが、これから入職される方と、もっと良い未来を切り拓いていきたいですね」

現在は月に9~10日と、休日も増え、さらには有給取得率も向上中。
アイムス蓮根は、常に進化しているとのことでした。

この社内の動きをすべて受け止め
必要な施策の承認をする責任者が、施設長の山田さんです。

なぜ、これほどまでに自由に組織を進化させられるのでしょうか。

「根本原則は、アイムス蓮根が板橋中央総合病院を中心とする“IMSグループ”の理念の “愛し愛されるIMS”に端を発しています。」

「介護現場の“愛”のカタチはとても複合的で、入居者様と職員の関係は当然ですが、入居者様同士や職員同士にも必要なもの。」

「そして、時代や環境は変わりゆくものですから、常に最適化を目指してアップデートしていく必要があると考えています」

山田さんの言葉を聞いて思い出したのが
生物学者のダーウィンの言葉。

最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。

時代の流れが加速し、状況が次々と変わっていく現代において最も大切な経営指針なのかもしれません。

過去の慣習にとらわれることなく、いま、そして将来に必要なことを山田さんは目指しています。

「まず、地域に対して開かれた施設となることを目指しました」

「エントランスやテラスが広いので、体操講座などの地域講座に利用していただいています。
また、お子さまには100円で気軽にランチを楽しめる“蓮根つながり食堂”の場所として提供。ファミリー層に来ていただき、入居者様を交えた三世代交流を促進しています」

そもそもの危機感。

それは、地震や豪雨などの大規模災害が
毎年のように起こり始めたことでした。

地域で孤立してはならないと始めた施策ですが、さらに良い効果を生み出しているようです。

「当施設は、高級志向を目指していました。エントランスがホテルのフロントのようになっているのは、そのためです。
確かに、入居にはまとまったお金も必要ですから、当初のコンセプトとしては正しいのかもしれません」

「しかし、地域に閉ざされた空間では、何の理解も生まれません。」

「幸い広めにつくっていた施設の一部を使っていただくことで、
“老人ホームってこんなところなんだ”
“ヘルパーさんってこうやって働いているんだ”
“いつかは自分も含めて親族なども、年老いるのだ”
ということを知っていただけたのは、何よりもありがたい成果でした」

それでは、進化し続けるアイムス蓮根では、どんな人が活躍できるのでしょうか。
山田さんに聞いてみたところ、

– 祖父母と同居経験がある人
– 仕事はゆっくりでもいいから丁寧で誠実な、話しかけやすい人
– 挫折経験がある人
– 自分に自信がない人

と答えが返ってきました。

「そもそも、当施設を選んできていただけるだけでもありがたいことです」

「入職の時にきっとお話しすると思いますが、もし転職したくなっても、介護の仕事は辞めないでほしいとお願いしています」

実は山田さんご自身にも
若い頃に挫折経験があるとのことで
やさしさの原点に気付くきっかけになったと振り返っておられます。

“愛し、愛されるIMS”というグループの理念は、施設や現場で落としこまれ、
“愛し、愛されるアイムス蓮根”として根をしっかりと張っていました。

さまざまなバックグラウンドを持つ人が
サービスの進化に大きく貢献している例もありました。

病棟の看護師、治験コーディネーター、訪問看護師など、
いくつもの職域を経験した看護師の宇仁さんです。

「それぞれの仕事で生じた疑問を解決するために次の仕事を選び続けて、いまアイムス蓮根に勤めています。」

「前職は訪問看護をしていたのですが、利用者様がショートステイなどを利用した際に、どんな看護が行われているか、見えづらかったことが続き、ぜひ現場を体験したいと転職しました」

入ってみると、看護の仕方がまったく異なり
当初はかなり苦労しましたと語る宇仁さん。

どこが通常の看護の仕事と異なるのでしょうか。

「通常の場合、大切なことは医療としての看護です。ですから、カルテを見れば、これからすべきことが理解できます」

「しかし、施設の看護は暮らしを支えるもの」

「入居されている方の病歴を入居後からすべて掘り起こして知らねばならず、日頃からその症状が出ているかなど、覚えなければならないことが山積みでした」

施設に訪問する医師は
看護師がその患者のことを最も知っている人として質問します。

“いつもこれぐらい手が震えていますか”
“前にこの症状は出ていましたか”
“普段からこのような喋り方ですか”

ここで、言葉に詰まるわけにはいきません。

また、日々の仕事でも、入居者ごとに介護担当者が決まっているため、どの入居者と介護士が一対になるのかを理解しておく必要があります。

「看護のゴールを組み立てて優先順位を付けるという通常の看護は引き算型です。」

「対して、暮らしを支える看護は“どうして今があるのか”という足し算型の考え方のほうが必要です」

「すごく苦労しましたが、クリアしてからはとても看護が楽しくて」

「いまでは、看護と介護の思考回路が逆だからこそ、最高のサービスを提供できるタッグパートナーだと考えていますし、施設内でもそう話しています。」

「これから入職する人は、これまでの経験が役に立つのか知りたいと思いますが、ほぼあらゆる経験が活きる環境ですと太鼓判を押せます」

入職してしばらくの間、宇仁さんは必死でした。

入居者の笑顔の印象は、少ないと話します。
しかし、さまざまな情報を整理し、事実関係を覚えていくごとに
周囲の笑顔が増えていきました。

「ある日、入居者様の笑顔と出会えたとき、
“あ、私、いま笑っているんだ”と思いました」

「入居者様の表情は、看護師や介護士の合わせ鏡なのだと思います」

現在、副主任を務める宇仁さんは、新しい入職者とキャリアアップの方針を決定するポジションにいます。

アイムス蓮根に向いている看護師について伺ってみました。

「どうしても理想を喋ってしまう性格なので、最初に“幅広く門戸を広げています”とお伝えしたいです。」

「看護師資格をお持ちで、非常勤OK。週に数日からでもかまいません。」

「病棟の経験は必ず役立ちます。それは確かですが、介護士の方が最前線にいる業態ということだけは理解しておく必要があります」

「その上でですが、アセスメント能力を養いたい看護師にとっては最適な環境と思います。
理由は、施設内に医師がいないため、私たち看護師がアセスメントしなければならないから」

「また、私は職人と呼んでいますが、信念を持っている人。
変化に対応できない頑固さではなく、科学的エビデンスに基づいた“根拠”を信じる心を持つような人は、この10年の医療の変化に対応できているはずで、次の10年も安心です。個人的には、一緒に仕事したいタイプ」

「あとは、准看護師の方。
7年間の実務経験の全部でも一部でも、ここでがんばって正看護師を取得しませんか。」


「私も後輩に教えていく立場になりました。これまで育てていただいたことを、次の世代に還元していかねばなりません」

板橋区で古参の高級志向だった老人ホームは、さまざまな人生経験を持つ人たちによって地域に開かれ、働きやすく、“私”を活かせる職場に変化してきました。


開業から15年間、集ってきた人たちが
心の拠り所にし、行動指針としたもの。
それは、“根拠”です。

“根拠”を持って働いていたい。

そう考えられる人なら、きっと大きな変化を生み出せる。
アイムス蓮根は、そのきっかけとなる場所だと感じました。

もう15年、まだ15年。
この両方の価値観を持つアイムス蓮根は
入居者のために、職員のために、地域のために、さらに変化を繰り返し、未来への歩みを続けています。


株式会社ハンドベルケア 介護付き有料老人ホーム アイムス蓮根

勤務地
〒174-0046
東京都板橋区蓮根3丁目14-10

交通アクセス
都営三田線 蓮根駅 徒歩8分
都営三田線 西台駅 徒歩8分

募集職種
①看護師・准看護師
②介護福祉士・介護助手(無資格者)※実務者研修/初任者研修修了者含む

雇用形態
正社員
※非常勤職員随時募集しています

仕事内容
①有料老人ホームでの利用者様の健康管理が主な仕事です。
主治医の指示のもと、内服管理や創傷の処置などを行います。
また、病院受診の付き添いなども行います。

②有料老人ホームでの利用者様の自立支援・在宅生活へ復帰するための身体介護、食事介助・入浴介助・排泄介助・レクリエーション活動などの生活援助、社会活動援助や利用者様のご家族との相談などが主なお仕事です。

給与
①【看護師】月給279,500円~+調整手当(経験等による)・家族手当(対象者のみ)+賞与年2回(昨年度実績約3.7ヶ月)※土日祝手当500円/1回
(内訳)
基本給209,500円~+住宅手当15,000円+諸手当15,000円+夜勤手当40,000円(4回分)
【准看護師】月給241,000円~+調整手当(経験等による)・家族手当(対象者のみ)+賞与年2回(昨年度実績約3.7ヶ月)※土日祝手当500円/1回
(内訳)
基本給171,000円~+住宅手当15,000円+諸手当15,000円+夜勤手当40,000円(4回分)
※経歴により変動があります

②【介護福祉士】月給232,000円~+調整手当(経験等による)・家族手当(対象者のみ)+賞与年2回(昨年度実績約3.7ヶ月)※早番、遅番手当500円/1回・土日祝手当500円/1回
(内訳)
基本給160,000円~+住宅手当15,000円+諸手当7,000円+加算手当22,000円+夜勤手当28,000円(4回分)
【実務者研修】月給217,800円~+調整手当(経験等による)・家族手当(対象者のみ)+賞与年2回(昨年度実績約3.7ヶ月)※早番、遅番手当500円/1回・土日祝手当500円/1回
(内訳)
基本給150,800円~+住宅手当15,000円+諸手当6,000円+加算手当22,000円+夜勤手当24,000円(4回分)
【初任者研修】月給211,300円~+調整手当(経験等による)・家族手当(対象者のみ)+賞与年2回(昨年度実績約3.7ヶ月)※早番、遅番手当500円/1回・土日祝手当500円/1回
(内訳)
基本給145,300円~+住宅手当15,000円+諸手当5,000円+加算手当22,000円+夜勤手当24,000円(4回分)
【無資格者】月給204,000円~+調整手当(経験等による)・家族手当(対象者のみ)+賞与年2回(昨年度実績約3.7ヶ月)※早番、遅番手当500円/1回・土日祝手当500円/1回
(内訳)
基本給140,000円~+住宅手当15,000円+諸手当3,000円+加算手当22,000円+夜勤手当24,000円(4回分)
※経歴により変動あります

勤務時間
①【シフト制】日勤 08:30~17:30 / 夜勤 17:00~09:00(休憩2時間)
②【シフト制】日勤 08:30~17:30 / 夜勤 17:00~09:00(休憩2時間)
早番 07:00~16:00 / 遅番 11:00~20:00・11:30~20:30

休日休暇
年間休日 110日
有給休暇(入職時3日、初年度10日)特別休暇(慶弔・産休・育休・介護等)

待遇・福利厚生
・交通費実費支給(6ヵ月定期代支給)
・社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働保険)
・医療費減免制度
・研修・教育支援制度
・資格取得支援制度

定年
60歳(65歳まで嘱託勤務、その後も特別嘱託や非常勤として勤務するスタッフ多数)

応募資格
①看護師免許または准看護師免許をお持ちの方
②資格経験不問 介護福祉士なお可
※非常勤職員も随時募集しています。

募集期間
2019/09/01~2019/09/30

選考プロセス
まずは下記「問い合わせ・応募する」ボタンよりご連絡ください
採用担当より次の選考についてご案内いたします

書類選考

面接

採用
・選考プロセスは変更になる可能性があります。
・不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。

その他
よろしければこちらもご覧ください。
株式会社ハンドベルケア アイムス蓮根

②働きやすい福祉の職場宣言をとりました。
働きやすい福祉の職場宣言とは・・
「TOKYO働きやすい福祉の職場宣言事業」
TOKYO働きやすい福祉の職場宣言事業